「夜中にひとりで泣いていた」 漫画『コウノドリ』の作者、連載を続けた原動力は「無脳症」を描いた経験

産科や新生児医療の現場を描いた人気漫画『コウノドリ』。作者の鈴ノ木ユウさんは、一児の父として「子どもが生まれることは『当たり前』ではない」と強く感じながら作品を描いていたそうです。『コウノドリ』を描き始めた頃の話や、風疹や子宮頸(けい)がんなどのエピソードを無料公開してきた理由について聞きました。
河原夏季 2025.12.06
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漫画『コウノドリ』1巻「切迫早産」より ©鈴ノ木ユウ/講談社

漫画『コウノドリ』1巻「切迫早産」より ©鈴ノ木ユウ/講談社

漫画『コウノドリ』:産科医でピアニストの鴻鳥(こうのとり)サクラを中心に、医療従事者が赤ちゃんと家族を支える姿や妊婦の葛藤、緊迫した命の現場を描く作品。2012年に週刊青年漫画誌「モーニング」(講談社)で短期集中連載されると大きな反響があり、翌年から2020年まで連載。2022年に『コウノドリ 新型コロナウイルス編』を連載し、完結。TBSテレビ系で2度テレビドラマ化された

「お父さんの仕事は何?」と聞かれて

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  • いくつもネームを描いた「無脳症」
  • 子宮頸がんや梅毒エピソード、何度も無料で公開
  • 子どもが生まれることは「当たり前」ではない

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