11月17日は「世界早産児デー」 家族の96%は知っているけれど…〝非当事者〟との認知度に大きな差

あさって11月17日は「世界早産児デー」です。ベビー用品の大手メーカーとNICUに入院した子どもの家族会が「世界早産児デー」の認知度を調べたところ、早産児の家族は96%が「知っている」と答えました。しかし、非当事者では約10%にとどまり、大きな差がありました。一方、早産児の家族の「力になりたい」と考えている人は70%ほどいたといいます。
河原夏季 2025.11.15
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早産の子どもをもつ家族の不安は

多くの赤ちゃんは正期産(妊娠37~41週)で生まれます。妊娠22週から36週までの出産は「早産」といい、日本での割合は5.9%(2024年)です。

赤ちゃんが早く生まれたり体が小さかったりするほど、命の危険や障害、病気のリスクが高くなります。

ベビー用品大手・ピジョン(東京都中央区)と日本NICU家族会機構(JOIN)は早産を経験した家族150人と、早産ではない子どもをもつ25~39歳の既婚男女219人を対象に、2025年6~7月に調査を行いました。

この調査によると、出産や子育てに「不安を感じた」と答えた早産児の家族は96.9%に上りました(「とても不安を感じた」82.4%、「やや不安を感じた」14.5%)。

寄せられた不安の声には、こんな内容がありました。

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  • 周囲の人と関わりで傷ついたことも
  • 早産を経験していない親たちは
  • 「世界早産児デー」認知度に大きな差

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