妊娠24週486グラムで生まれた男性 「親には言えない思い」を研究 卒業論文のテーマにした〝半生〟
24年前に妊娠24週486グラムで生まれた男性がこの春、公認心理師をめざして大学院に進学しました。心理学部に通っていた大学時代、卒業論文のテーマに選んだのは小さく生まれた〝自分の半生〟でした。
河原夏季
2026.06.27
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24年前に486グラムで生まれた坂井立さん。現在は大学院に通っています
妊娠24週486グラム、超低出生体重児で生まれた男性
都内の大学院に通う坂井立(りゅう)さん(24)は、予定日より3カ月以上早い妊娠24週、体重486グラム、身長29センチで生まれました。両手に収まるくらいの大きさです。
母親は妊娠中に不正出血などがあり、流産のリスクがある「切迫流産」になって入院していました。病院では「安静」を余儀なくされていたといいます。
多くの赤ちゃんは妊娠37~41週(正期産)で生まれ、平均出生体重は3000グラム、身長は約50センチです。妊娠22~36週での出産は早産になります。
人口動態統計によると、2024年に生まれた赤ちゃんのうち、2500グラム未満で生まれた低出生体重児は6万7134人(9.8%)でした。
そのうち、1000グラム未満で生まれる超低出生体重児は2322人(0.3%)。早く小さく生まれるほど、病気や障害、命に関わるリスクが高いとされています。
坂井さんの両親も、当時医師から「もしかしたら目が見えない、耳が聞こえないかもしれない」「万が一、母体に危険が及んだらどちらを助けるか」と問われたそうです。
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- 3歳で発語、発達はゆっくり
- 「自分の意見がない子」と思われていた
- 指導教員との出会いがきっかけで
- 卒論は「超早産児の青年期までの当事者研究」
- 公認心理師をめざし、大学院で学ぶ
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