本当に「怖い」のは誰なのか 反差別を訴える人びとの声、日中ハーフが感じたこと
こんにちは、「日中ハーフ」で朝日新聞記者の小川尭洋(たかひろ)です。
誤情報に気をつけて、差別をなくしていこう――。10月17日夜、ミュージシャンや学生たちが登壇した反差別の集会に足を運びました。どんな思いを訴えたのか、その様子を報告します。
誤情報に気をつけて、差別をなくしていこう――。10月17日夜、ミュージシャンや学生たちが登壇した反差別の集会に足を運びました。どんな思いを訴えたのか、その様子を報告します。
小川尭洋
2025.10.25
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この集会は、音楽プロデューサーの松尾潔さんらが呼びかけて開かれました。
同じような趣旨の集会は17~19日、賛同する有志によって札幌市や名古屋市など全国20カ所以上で開かれたそうです。
17日午後6時すぎ、記者が会場の新宿駅前東南口広場に着くと、すでに数百人を超えるであろう人々が集まっていました。
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続きは、2887文字あります。
- 「戦争への道を少しでも狭く」
- 「ささやかな願いが断ち切られている」
- 日本人ファースト「今までは違ったの?」
- 「クルド人と交流したことはありますか」
- 「人権の線引き、許容した社会は…」
- 手の届かない「日常」
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