「推しのカタコトの日本語を笑うのはやめよう」 BTSファンの女性、反発覚悟で呼びかけた理由

こんにちは、中国と日本のルーツを持つ「ミックスルーツ」の記者・小川尭洋です。以前、「推しのカタコトの日本語を笑うのはやめませんか?」と呼びかけたSNSの投稿が話題になりました。韓国アイドルのファンコミュニティーでの〝論争〟をきっかけに、海外にルーツがある人びとが話す「日本語」について考えます。
小川尭洋 2025.03.29
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「推しのカタコトの日本語を笑うのはやめませんか?」

韓国アイドルグループ「BTS」のファンの女性会社員(38)が2022年8月末、旧Twitter(今のX)上でそんな呼びかけをして、大きな反響が巻き起こりました。

「推しのカタコトの日本語」とは、たとえば、韓国アイドルたちがライブやテレビ番組で話す「ありがとうごじゃいます」「気をちゅけて」といった言葉。

SNSや動画サイトでも、そういったシーンをまとめた切り抜き動画は人気があり、「キュンとした」「ギャップ萌え」と喜ぶファンも少なくありません。

もともとは、この女性自身も「つたなくて可愛い!」と笑いながら、楽しんでいた側でした。

そんな彼女がどうして、問題提起をしようと思ったのでしょうか?取材を申し込むと、その経緯について語ってくれました。

推しのインスタの投稿を見たら

その始まりは、BTSリーダーのキム・ナムジュン(RM)さんが2022年春に流していた、Instagramのストーリー内の写真。

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続きは、1629文字あります。
  • 「史実を知ることから始めよう」
  • 問われる言語の多様なあり方

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