「小さく産んでごめんね」 自分を責めてしまう母親たち…小児科医・ふらいと先生が伝えてきたこと

小さく生まれた赤ちゃんの家族を取材していると、必ずと言っていいほど母親が自責の念を口にします。そんな母親たちへ、小児科医の「ふらいと先生」はなんと声をかけてきたのでしょうか。
河原夏季 2025.03.12
読者限定
画像はイメージです=Getty Images

画像はイメージです=Getty Images

「小さく産んでごめんね」「子どもが小さく生まれたことで自分を責めた」

2500g未満で生まれた低出生体重児の母親に話を聞くと、必ずと言っていいほど自分を責めるような言葉を耳にします。早産や妊娠トラブルの原因ははっきりと分からなくても、自らのおなかの中で育ててきた命を思うからこその感情なのかもしれません。

NICU(新生児集中治療室)で多くの家族と接してきた小児科医「ふらいと先生」こと今西洋介さんに、母親へ伝えてきたことやそのメッセージの背景にある大切なことを聞きました。

【登録無料です】この記事は、メールアドレスをご登録いただくと無料で最後まで読むことができます。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、2340文字あります。
  • 母親から一番多い質問は
  • 赤ちゃんと家族に大切な愛着形成

すでに登録された方はこちら

読者限定
25週760gで生まれた大学生 〝周産期心理士〟をめざして学ぶ日々「新...
読者限定
22週3日497gで生まれた息子 「一生懸命おなかを蹴っていたこの子を...
読者限定
「生まれてすぐの娘の重さを知らない」…1500g未満の〝ウエイトベア〟...
読者限定
虐殺が起きた橋の下 かつて「あなたは日本人か」と聞かれた日中ハーフが考...
読者限定
25週772gで生まれた次女 自宅から3時間以上離れた病院で…転勤の多...
読者限定
24週370gで生まれた娘 その夜、一睡もできなかった父…流産を経て「...
読者限定
「赤黒い肌、不安しかなかった」「もっと事例を教えてもらえたら…」100...
読者限定
日本国籍なのに、外国籍で登録されたサッカー少年 「理解してもらえない」...