早産で生まれた赤ちゃんの家族 「おめでとう」祝福の言葉への受け止め方は
赤ちゃんが生まれたら、多くの人は周囲から「おめでとう」と祝福されます。しかし、早産を経験したり、赤ちゃんが2500g未満で生まれたりした家族のなかには、「おめでとう」と言われなかったという人もいます。
朝日新聞 theLetter
2025.06.07
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約1000g未満の赤ちゃんの人形=2024年11月16日、東京都庁
友人や知人に赤ちゃんが生まれたとき、まず最初に出てくる言葉は「おめでとう」だと思います。新しい命の誕生は喜ばしいことです。
しかし、小さく生まれた赤ちゃんの取材を続けていると、「『おめでとう』と言われなかった」「『おめでたい』だけでは乗り切れない」といった家族の声も聞きます。
家族会などの調査では、9割を超える家族が「子どもが早産で生まれて不安や悩みを抱えている」と答えました。
早産を経験したり、赤ちゃんが2500g未満で生まれたりした母親は、複雑な思いを抱えています。
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- 9割の家族が不安や悩み
- 「おめでとう」への受け止め方
- 朝日新聞のアンケートでも
- 「当事者家族」ひとくくりではなく
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