小さく生まれた赤ちゃんを救う「母乳バンク」 利用した家族「『助けてください』という気持ちで決断」
寄付された母乳(ドナーミルク)を提供する「母乳バンク」について、プレママ・ママの約8割が「出産前」までに知っておいた方がいいと答えています。
朝日新聞 theLetter
2025.04.12
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研究用の母乳を使用し、デモンストレーションする様子=2024年5月
みなさんは、「母乳バンク」をご存じですか?
母乳バンクは、早産などで1500g未満で小さく生まれ、なんらかの事情でお母さんの母乳が得られない赤ちゃんのために、ほかの母親から寄付された母乳(ドナーミルク)を提供する仕組みです。
ベビー用品大手・ピジョン(東京都中央区)の2024年の調査によると、プレママとママ計516人のうち、27.9%が母乳バンクについて「言葉も、内容も知っている」と回答。
一方で、「母乳バンクについて、どの時期までに知っておいた方が良いと思いますか」という質問には、81.2%が「出産前(妊娠前・妊娠中)」と答えました。
今回のレターでは、母乳バンクの取り組みと、予定日より約4カ月早く生まれ、ドナーミルクを利用した赤ちゃんの家族の体験談などをご紹介します。
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